最近よく使われる言葉に「グローバル化」というのがありますね。英語ではglobalizationです。globe(地球) + al(的な) + ize(にする) + at(動詞語尾) + ion(抽象名詞語尾) です。つなげると、「地球規模的にすること」となります。海底光ファイバーケーブルや通信衛星といったインフラの進化とコンピュータソフトの進化、そして、誰でも手軽に買えるようになった端末機器の普及によって、世界中どこにいても、世界のどこにいる人とも情報のやりとりができるようになっています。情報の世界では国境は存在しなくなっています。唯一の障壁は言語の違いということになりますので、世界共通言語としての英語を使いこなす能力がこのような情報化社会ではますます重要になってきているようです。学校での英語教育のあり方について昔から私は言いたいことが山のようにありますが、それについては、別の機会に書いてみたいと思っています。
1990年代半ば頃からホームページの開設が急激に一般化し始めたのですが、大抵は専門業者にお金(数十万円というかなり高額な)を払って作成を依頼したものです。今ではURL(Universal Resources Location)の取得から、その作成、維持なども誰でも簡単に、しかも無料でできるようになっています。私なども10年前、ホームページを作りたくなってIBMから出ていた「Home Page Builder」というソフトを買って、チャレンジしようとしたこともありましたが、PCの使い方もよくわかっておらず、ちんぷんかんぷんでそれっきり使わずじまいになってしまいました。その後、「全国酵素風呂ネットワーク」さんとお知り合いになり、そちらにおまかせで作ってもらい、そのポータルサイト経由で掲載できるようになったのですが、これですと、やはり自分で作るのと違って、デザインや内容、情報の更新などが意のままになりません。そんな折に、ネットサーフィン中にふと見つけた「みんビズ」というサイトに注目しました。そこの説明どおりにやってみると、たしかに簡単に短時間でしかもタダでHPができてしまったのです。やれやれこれで一件落着、あとは順次その内容を充実させていけばよいということになったのです。
そのサイトのURLは www.komenukakoso.jpとしました。酵素のローマ字表記についてはkousoとされている方が多いようですが、私はあえてkosoにしました。私の名は太郎ですが、パスポートのローマ字表記ではTarouではなくTaroですし、交番にはKOUBANではなくてKOBANと書かれていて、辞書にもそのように書いてあります。また東京はTokyoでToukyouとは書きませんし、大阪もOsakaですし、神戸はKobeです。英語圏の人間にとってアルファベットの o はもともと[ou] と発音し、[o:]ではありません。ouと書くと、その発音はむしろ[au]になりますから本来の音と違ってしまいます。そんなわけで酵素はkosoでよいと私は思っています。
Part5に続く