米ぬか酵素のブログ

米ぬか酵素浴を用いた「酵素温熱免疫療法」の紹介とグループ代表の体験談や論説。

2012年01月

米ぬか酵素に出会って4年近くになります。 ひどい甲状腺亢進症になり、お医者さんには「今飲んでいるお薬を3年は飲んで、その後様子を観て、また考えましょう」と言われていました。 一応甲状腺の数値は徐々に正常に近くなっていたのですが、肝機能の数値はあまりはかばかしくありませんでした。 お薬を飲み始めて1年くらい経った時、体にポツポツと赤い発疹が出来始め、かゆくて、かゆくて困り、先生に「薬疹では?」とお尋ねしたところ、「この薬でそんなものが出るはずがないから皮膚科を受診するように」と言われました。

最初の皮膚科では、夏でしたので「蚊に刺されたのではないか」と、軟膏を処方されました。 また次の皮膚科では、「この発疹が何であり、どうして出てきたのかを調べるのは大変だし、分からないと思う」と言われ、やはり軟膏を処方されました。 どうしたものかと思っていた時に、米ぬか酵素の黒田さんに、
「一度薬を全部止めて、当分酵素風呂に通ってみれば」とアドバイスを受け、それまで週2−3回通っていたのを毎日に切り替えました。 最初は酵素風呂から出ても、休憩室のベッドに倒れ込むのが常でしたが、1ヶ月後位からは、お風呂から出ても、ベッドに倒れ込むこともなく、甲状腺の数値は薬を止めてもぜんぜん上がりませんでした。 3ヶ月後には発疹も出なくなりましたが、念のため、6ヶ月間毎日通いました。 今はすっかり元気になり、米ぬか酵素の力は凄いとあらためて思いました。 体の免疫力を保つため、今もせっせとお風呂通いです。

我々の身体は、どこか一部の機能が少しでも異常(外科的・内科的疾病)になると、今迄当たり前に出来ていた日常生活にも支障をきたします。

65歳で退職してからは、このように体のバランスが崩れ不自由な生活を余儀なくせざるを得なくなる前に、体のバランスを正常に保つ事が、最善の自己防衛になると常常考えていました。
また、今日の社会情勢に於いては、バランスを崩す原因(生活習慣、食生活、休養、ストレス等)は多々ありますが、原因の中には色々なものが含まれているため、どれが本当に体によくないのかもわかりません。
人間ですから感情はあるのは当然ですが。

丁度その頃、近所の人の紹介で、米ぬか酵素風呂に出会い、冷やかしのつもりで体験しました。 しかしこの3年間、米ぬか酵素の作用による免疫力アップと自然治癒力を信じ、常にこれらを念頭におき継続する事が、自分の体調を維持する道であるという心境になっています。


4期がんからの脱出に向けて(前立腺がん)

「先日行いました前立腺がん検診の結果、精密検査(二次検診)が必要となりました。 志太医師会指定の医療機関で早めに検査を受けてください。」
こうした文書とともに、平成21年6月4日に行なった市の特定健康審査の報告書が添付されていた。 焦る気持ちを抑えて報告書を開けてみると、前立腺がんのPSA値(腫瘍マーカー)81.4という数字が目に飛び込んできた。

静岡市内にある勤務先を66歳で退職するまでは毎年前立腺がん検診を行なっていたがPSA値が0.8を上回ることは一度もなかった。 市から配布されてくるパンフレットを見ても、そのような状況が続いている場合には3年に一度程度の受診でもかまわないということであったので、退職後の平成18年7月に受診したPSA値の結果が0.86と精密検査不要であったこともあり、その後一般検診のみで前立腺がんの受診申し込みをすることなく3年経過し、平成21年に受診した結果が従来の100倍という異常に高い数値となっていた。

体に痛みもないし自覚症状もないので、何かの間違いであって欲しいという祈るような気持ちを持ちながら、6月26日に指定開業医である近くの北川医院(泌尿器科)に行き再度の検査を受けた。 その結果は、PSAが99.01と更に上がり、医師が肛門から指を入れて触診したところ違和感があるので更に詳しい検査(三次検診)を受けるようにとのことであった。

北川医院の紹介状を持って藤枝市立病院に行き、7月13日から15日までの3日間検査入院し、その後も度々病院に出向きCTや骨シンチなどの諸検査を受けた。 8月10日にすべての検査結果が出揃ったところで主治医から
・前立腺の8箇所を採取してがん細胞を確認したところ6箇所ががんであった
・血液検査の結果PSA値は130と高めであった。
・前立腺がんの病期をAからDまでの4段階に分類すると悪性度の高い病期Dに該当し、エコー検査結果でも骨やリンパ節に及んでいる可能性が高い。
従って、手術や放射線療法はできないので、今後薬剤内分泌療法で治療を進める。 先ずリュープリン注射から始めるが副作用として肝機能の悪化があるのでもろもろの対策を採っていくとのことであった。

主治医の話を聞いて目の前が真っ暗になって、この先どうして行こうかと悩みつつ、恐る恐るセカンドオピニオンとして県立がんセンターの受信を申し入れた。 主治医はあまりいい顔をしなかったが、女性看護師が諸手続きを気持ちよくやってくれたので救われた気持ちになった。

9月に入り、県立がんセンターに妻と一緒に出向き、医師から話を聞いてみたが、市立病院の診断どうりで、ここまで来ると手術や放射線療法ができず、これから治療しても治る可能性は少ないことを悟った。 医師からは、診立ては同じであるからこれからも近くの市立病院で診てもらったほうがよいのではないかた言われた。 また、内分泌療法による薬には副作用もあり、これから先のことはなんとも言えない。 余命についてもやってみなければわからないとう率直な回答があった。 妻と帰りの電車の中で、涙ながらもうこの先そんなに長くないだろうから身辺整理を始めようということになった。 以前から積み立ててきた葬儀会社のセレモニーホールが焼津市内にあったが、これでは遠すぎて会葬者に不便で迷惑をかけることになるので、自宅の近くに出来た「メモリアルハウス」に苦労の末切り替えた。 借金や預金の整理精算も始めた。

そんな時、妻がこんなことを言った。 「あなた、以前、錦野クリニックの院長が主催して行なった公開講座を受講した際、講師から「米ぬか酵素風呂」について話があった。 医師に見離されたからには良いということはこれからやってみようよ・・・」  妻は錦野先生に大手術の末一命を取り留めていただいたということもあり、先生の言うことは神の声で、すぐに実行に移すよう促した。 以前、良い住宅地がないかと捜しに行った際に見かけたという記憶を頼りに探し訪ねて「酵素温熱免疫療法の米ぬか酵素」に行き、15分間のお試し入浴をしてみた。 9月に入ったとはいえ、まだ暑い日であったこともあり、とても15分入っていることができず、もうこりごりだと以後行くことを止めた。 一回限りで止めたことで妻が非常に悲しみにくれていたのが耐えられず、10日以上過ぎてから再度行くことにした。

健康アドバイザー(経営者)の黒田さんによると、「米ぬか酵素風呂は免疫細胞を全身的にバランスよく活性化させ自己治癒力を高める効果がある。 がんと戦う免疫力、生命力を高めることが大切。 ストレスをなくし食事や水にも配慮が必要」等等の話を受けた。 また、PSA値が極端に高いというダメージの大きい場合には、数ヶ月毎日朝夕の2回入浴すれば改善に向かうかもしれないという心強い言葉を聞き早速取り組むことにした。 町内会の仕事も多く抱え、なかなか朝夕2回というのは困難を極めた。 しかし、何をおいても入浴することを最優先に考え実行した。
PSAの数値はその後毎回下がり、4ヶ月を経過したころには、あの130が0.02と驚異的な数値にまで下がり、今まで悩んでいたことがうそではないかと思えるほど改善に向かった。 数値も下がったことでもあり、以後は入浴回数も次第に減らし、今では毎週一回程度出向くという生活を続けている。 一方病院には、45日に一回出かけ診察を受けており、平成23年12月に行なったCT検査によってもリンパ節や骨への転移は見つからず問題はなかった。

県立がんセンターで診察した際にあったリンパ節や骨への転移がなくなっているとはどういうことか。 完全に治ることはないにしても今は収まっているとはありがたいことである。 「病は気から」というように気持ちの持ち方ひとつで体の調子が変わるという自然治癒力を信じ、睡眠を充分とり、寝るときも靴下を履き、そして毎日温かい風呂に入り、しっかり体を温めることに心がけている。 それからストレスをためすぎないよう日頃から健康管理に注意し適度の運動をしていきたいと思う。

今一番力を入れていることは食事に留意することで、毎回玄米食を中心にヨーグルトを食べ、蘇生するエネルギーに満ちた飲料水を使用している。 また前立腺がんに効くというリコピンを多く含んだトマトをなるべく多く食べるよう心がけている。

私はいま72歳になり、平均寿命からみてもそう長く生きられるとも思わないが、せめて悔いのない人生を送りたいと思う。 妻は、体に良いからといって、毎晩リンゴ、レモン、セロリ、キウイ、トマト、キャベツ、ブロッコリー、大根やその葉などの野菜をふんだんに使ったジュースを作って飲ませてくれている。
妻の協力なくしてはここまで回復することもなかったと感謝している。

今まで、免疫力、生命力を極端に低下させる抗ガン剤を避けてきているが、これからもこうした生活が長く続くようずっと米ぬか酵素風呂のお世話になっていきたいと思うこのごろである。


このブログを始めたのは2008年の夏でした。 初めて米ぬか酵素風呂なるものに出会って自分の病気が完治してから10年近くが経過していましたが、その当時経験したことの記憶が消えてしまう前に書き残して世間の皆さまにお伝えしたいと願って、勤務時間外に自宅で書けるようにEIDENに行き、遅ればせながらノートパソコン(東芝のダイナブック)を購入し、8月から書き始めたのです。 とりあえず自分の病気(上向結腸癌の肝臓転移)と米ぬか酵素風呂との出会いの経緯についての体験談を12回に分けて連載しました。 2002年の「米ぬか酵素」開業後の体験も引き続き書く予定でしたが、仕事の方もだんだん忙しくなってきて、なんとなくのびのびになっていたところ、2009年の初夏に過労とストレス性高血圧による脳血管障害を起こし、2週間入院を余儀なくされてしましました。

2011年の春に、「米ぬか酵素」での10年近くの体験から学んだことをまとめて小冊子を作り、開業10周年の年に配布したいという欲望が生じ、そのための原稿を書き始めました。 同時に、その内容をブログでも公開したいと思って、「病気のメカニズム」というシリーズでこのブログを再開しました。  それと同時に、日頃頭の中にある「ろくでもない」考えを短い論文にまとめてところどころに挿入することにしたのです。  これなんぞはほとんど自己満足の世界でして・・・  ま、おっさんの戯言として読んでくださいね。

そんなわけで、私としては、最近の記事だけでなく、是非、2008年8月の最初の方から順番に読んでいただきたいと思っているわけでして、よろしくお願いいたします。


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