厚労省の最近の統計では国民医療費の総計は35兆円にのぼり、その大部分は癌をはじめとする慢性病、生活習慣病の治療に費やされています。 特に高額な医療費負担を強いる癌に罹患し死亡する人は年々増加し毎年30万人を超える人が亡くなっています。 1日あたりですと1000人に近い人数です。 年間総死亡者数は100万人あまりですから、癌は死亡原因の三分の一を占めるに至り、いまや日本国民の二人に一人は癌になり、三人に一人は癌で亡くなっていると言われています。 またある統計によると、癌による死者のうち癌そのもので亡くなる人はむしろ少なく、肺炎や多臓器不全などといった、むしろ体を痛めつける侵襲的治療によるダメージと免疫低下に起因するものが80%以上を占めるという異常な実態を示しています。
従来西洋医学がその威力を発揮してきた感染症や救急救命医療の分野はその比率を大幅に下げ、今や慢性病の治療が医療の大部分を占めるに至っていますが、薬物に頼る対症療法中心の現代西洋医学では症状の緩和にとどまり、根治に至らぬばかりか、薬物の副作用によって問題はさらに複雑化、難治化し、困窮する患者は減るどころか増加の一方ですから、当然医師不足、医療機関不足になり、病院はどこも満杯状態で患者の診察時間はますます短く、待ち時間はますます長くなり、健保財政はますます困窮し、健保税は増額の一途という惨憺たる結果をもたらしています。 薬漬け、検査漬け医療が問題視されるようになって久しく、昨今では医療崩壊までもが叫ばれていますが、何ら本質的な議論も対策も行われず、医師不足解消の方策など、行政はこの大問題にそれこそ対症療法でお茶を濁そうとしているかのように見えます。
この問題の背後に横たわっているのは明らかに医学の分野での最高権威とされる東大や京大などの国立大学医学部を頂点とする空虚で無意味な医療ヒエラルキーであり、そこに充満する根底から腐れ切っている現代医学思想とそれをベースにした大間違いの医学教育と権威主義であり、医療をビジネスの手段として強固な絆で結ばれた医療産業と行政組織の癒着構造に間違いないでしょう。 人々の命の尊厳を無視したこの無知でモラルに反する国家的病根はあまりにも深く広く社会全体のシステムと一体化しており、最早人為的改革は困難にも見えますが、国全体を蝕むこの全身病は近い将来必ずや壊滅的自滅をもたらすであろうことは想像に難くありません。
従来西洋医学がその威力を発揮してきた感染症や救急救命医療の分野はその比率を大幅に下げ、今や慢性病の治療が医療の大部分を占めるに至っていますが、薬物に頼る対症療法中心の現代西洋医学では症状の緩和にとどまり、根治に至らぬばかりか、薬物の副作用によって問題はさらに複雑化、難治化し、困窮する患者は減るどころか増加の一方ですから、当然医師不足、医療機関不足になり、病院はどこも満杯状態で患者の診察時間はますます短く、待ち時間はますます長くなり、健保財政はますます困窮し、健保税は増額の一途という惨憺たる結果をもたらしています。 薬漬け、検査漬け医療が問題視されるようになって久しく、昨今では医療崩壊までもが叫ばれていますが、何ら本質的な議論も対策も行われず、医師不足解消の方策など、行政はこの大問題にそれこそ対症療法でお茶を濁そうとしているかのように見えます。
この問題の背後に横たわっているのは明らかに医学の分野での最高権威とされる東大や京大などの国立大学医学部を頂点とする空虚で無意味な医療ヒエラルキーであり、そこに充満する根底から腐れ切っている現代医学思想とそれをベースにした大間違いの医学教育と権威主義であり、医療をビジネスの手段として強固な絆で結ばれた医療産業と行政組織の癒着構造に間違いないでしょう。 人々の命の尊厳を無視したこの無知でモラルに反する国家的病根はあまりにも深く広く社会全体のシステムと一体化しており、最早人為的改革は困難にも見えますが、国全体を蝕むこの全身病は近い将来必ずや壊滅的自滅をもたらすであろうことは想像に難くありません。