二つの世界があります。 一つは闇の世界でもう一つは光の世界です。
人は闇の世界ではなくて光の世界に生きるべきです。
何故なら、人は光の世界でしか本当の幸福を得ることができないからです。
闇の世界を支配するのは欲であって、光の世界を支配するのは慈悲です。
欲の世界で人は、金儲けのための計算と策略、そして、嘘と騙しに囚われて生きています。 一方、慈悲の世界では、人は、あらゆる“こだわり”から解き放されて万物に感謝することで自由自在に生きることができ、真実の心の平安を得ることができます。 また、そうすることによって初めて物事の本質が見えてきたりします。
欲に囚われていると、人は盲目になって真実が見えませんから、ついつい儲け話に乗せられて詐欺にあったり、インチキな宗教やネットワークビジネスにはまったりして、自らが騙す側にもなったりします。 それくらいなら良い方で、果ては病気になり、騙しの治療を盲信して大変な苦痛を味わいながら命さえ失うことにもなりかねません。
欲にも2種類あろうかと思います。 光の世界の欲と闇の世界の欲です。
光の世界の欲とは、真理と善と美を求める欲と、それを実現するための欲です。
そしてこの欲は、誰でもが持つべきです。 言い換えるならば、それなくしては、人は本当に満足できる人生を終えることはできないだろうと思えてならないからです。 真理と善と美を追い求める心は最終的に慈悲の心につながっていくはずです。
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