米ぬか酵素のブログ

米ぬか酵素浴を用いた「酵素温熱免疫療法」の紹介とグループ代表の体験談や論説。

カテゴリ: 酵素と酵素風呂

米ぬか酵素浴に出会ってからもうかれこれ18年近くになりましょうか。知人に紹介され、半信半疑というか無信全疑で1回限りのつもりで試してみて言われるままに3か月ほど毎日通い続けた結果、末期がんから奇跡的に生還し、3年くらいしてから「米ぬか酵素」という代替医療の施設を静岡県の藤枝市で開業したのです。平成14年の5月でしたから14年半になります。
施設を始めるとき、名称と商標を考えました。酵素浴には大まかに言って「おがくず酵素風呂」と「米ぬか酵素風呂」とがあるのですが、私を救ってくれたのは米ぬかの方だったので区別する意味で「米ぬか酵素」としました。商標については、できるだけ単純で、米の文字を自分でデザインしたのですが、米屋のマークみたいになってしまいました。マークの色ですが、これにはちょっとしたこだわりがありました。酵素浴に通い始めてしばらくたった時、4月の終り頃だったと思いますが、自宅の近くの公園のベンチに座ってぼんやりあたりの景色を眺めていたのです。木々の新緑が春の日差しで輝いています。「ああ、植物たちはなんて生き生きと輝いているんだろう!それに引き換え、自分はこれから死ぬ運命で不安に怯えている。植物も自分も同じ生き物なんだから、これはおかしい。自分だってあの新緑の木々と同じようにあるはずじゃあないか」・・・とそう思った瞬間、なんだか気持ちが温かくなってきたのです。だったらごちゃごちゃ余計なことを考えるのやめて自然の力に身を任せばいいんだと思えるようになったのです。
不思議なことにそれから間もなくマーカーが下がり始め、がんは消えていったのです。

開業してからの14年半に様々な病態と経過を見聞きしてきて、それについても考えたことは数多くありますが、それとは別に、酵素浴の桶の中にある菌体と、それが生み出す酵素なるものについて私なりにいろいろ考えたことをどうしても書いてみたくなり、久しぶりにブログ更新となりました。

酵素がどんなものかを知りたければ易しく解説している本が数多く出版されているのでそれをお読みいただければよいのですが、何故か酵素浴と菌体との関係について書かれた書物にはお目にかかったことがありません。また、酵素浴の効能についても何も研究されていないし、当然ながら何も論文らしきものが発表されていないようです。もちろん私だって研究したり実験したわけではないので、単なる仮説の域を出ないのですが、大筋ではそんなには間違っていないと思っています。

生命進化と酵素
テレビで毎日見る健康食品のCMでは酵素がよく登場しますが、実は酵素は植物だけではなくすべての生き物に存在しています。すべての生き物、つまり単細胞のバクテリアから始まって多細胞の動植物まですべてです。酵素は触媒作用をもつタンパク質で細胞の中でアミノ酸から合成されます。アミノ酸の複雑な結合の仕方によって多種多様の酵素がつくられ、生化学反応の触媒となって、多種多様な物質を合成したり、不要な物質を分解処理して生命を維持するために使われます。人体には数千種類の酵素があるといわれていますが、その全てが解明されているわけではありません。人体は60兆個くらいの細胞で構成されていて本来その細胞の1個1個がそれ自体で1個の生命体といえます。細胞がたくさん集まって共同体をつくり、組織となり組織がたくさん集まって器官や臓器になり、それが集まって人体というメカニズムを動かすという多重構造を形成しています。では細胞が生命の最小単位かというとそうではありません。細胞もまた数多くのもっと小さな生命体(細菌、バクテリア)でできています。このような核を持たない原核細胞は15億年ほどかけて合体、共生を繰り返し、核を持った真核細胞に進化し、細胞になったそうです。つまり、細菌こそが今日確認できる生命体の最小単位であり起源といえるでしょう。
細菌は、その進化の過程で、様々な種類のタンパク質を生み出しましたが、同時に酵素も作りました。細菌が作り出した酵素は触媒となってさらなる複雑で多種多様な酵素を作り出し、また、それを合成するための設計図としてのDNAも作り、核の内部に保存し、個体から個体へと引き継がれています。私たちの細胞内では常時DNAの情報に基づき何千種類の酵素が合成されていて生命を維持しています。

体内酵素の減少
たった一つの卵細胞が分裂増殖して人間として成長していきますが、細胞が増えるのと同時に酵素の生産も増えていきます。20歳前に成長は終わり、それ以上酵素の生産は増えません。やがて老化により新陳代謝が衰えてくると酵素の生産量も落ちてきますので負のスパイラルが始まり、ますます老化は進み、やがて死を迎えることになります。体内酵素減少の原因は老化だけではありません。暴飲暴食、働きすぎ、疲労、ストレス、化学物質、薬物、アルコールなどが酵素の消耗を加速します。その意味で様々なストレスの多い現代社会は酵素を消耗しやすい社会であり、そのためがん、糖尿病、心臓病などの慢性病が蔓延しています。

体内酵素の補充
このように生産量が落ち、消耗していく酵素を補充するには、肉、魚、野菜など食事で摂取すればよいのですが、申しましたように酵素はタンパク質ですので、調理で熱が加わると変質します。ですので何でも生で食べるのがよいのですが、限界があります。また、胃に入ると、胃酸によって、タンパク質は分解され、最終的にはアミノ酸のかたちで吸収されます。つまり、酵素を合成するための材料は摂れても、酵素そのものはほとんど吸収できないのです。また、老化などで代謝が落ちていると酵素の合成能力も落ちていますから、なかなか補充できません。それでは食事で摂るよりも効率的に酵素そのものを体に入れる方法がないものでしょうか?

体表からの酵素の摂取
そこで考えられたのが、皮膚呼吸と同じように、体表から直接吸収するのはどうかということです。酵素が充満する環境に身体を置けばよいのではと考えました。また、皮下の毛細血管に酵素が入りやすくするためには、温めて血管を拡張して、血流を増やすことも効果的であることがわかりました。様々な試行錯誤の結果、米ぬかを用いるのが最も効果的であることが判明しました。米ぬかはバクテリアの餌になり、醗酵して増殖します。
発酵する時には熱が生じます。この熱は65度くらいまで上昇し、体温を上昇させるのに丁度いいのです。さらに、水分が与えられて発酵した米ぬかにはある種の物質が生じ、免疫細胞を活性化することが実験で確かめられています。米ぬかの栄養分と空気と水分を与えられるとバクテリアは分裂増殖を繰り返し、短時間で幾何級数的に増えます。バクテリアは細胞ですから、その微小な体内で酵素を生産します。この酵素はバクテリアの代謝物として桶の中にバクテリアとともに充満します。ですから桶の中は人間が入って酵素を浴びるのに理想的な環境となるわけです。酵素が米ぬかと一緒に素肌に触れると、表皮細胞の微細な穴(ナノレベル)から浸透し、皮下毛細血管に入り、血流に乗って全身の細胞に行き渡り、全身の細胞を活性化し、代謝を促進します。そのため内臓機能は活発になり、脂肪は燃焼され、肌は若々しくなり、元気になり、免疫力は向上してあらゆる病気に打ち勝つことができるようになるのです。



筆者の体験談はこちら➡http://komenukakoso.blog.jp/archives/196609.html
米ぬか酵素グループHP

酵素風呂には大きく分けて2種類あるのをご存知でしょうか?
今回はその違いについて簡単に説明したいと思います。その2種類とは、おがくず酵素風呂と米ぬか酵素風呂です。その違いは床材(寝床、つまり、桶の中身の材料)にあります。その名の通り、おがくず酵素風呂では床材におがくず(檜などの木材を製材する際に生じる切粉)を用いるのに対し、米ぬか酵素風呂では脱脂米ぬか(お米を精米する際に生じる生ぬかから米油を抽出した残りの固形分)を用います。また、両方のイイトコ取りを目論でおがくずと米ぬかをミックスして用いる中間的な酵素風呂もあるようです。

一見すると、この2種類の酵素風呂は、床材が異なるだけで、同じもののように見えますので、両方共「酵素風呂」として一括りで扱われていますし、おがくず酵素風呂の方が全国的にみて普及率が高いために、酵素風呂というと一般におがくず酵素風呂のイメージの方が強いのではないかと想像されます。ところが、実際には、この床材の違いというのが、この両者は似て非なるもの、ほとんど別物と言って差し支えないほどの決定的な違いを生んでいるのです。その違いについて説明します。

おがくずというのは木材の粉末ですから、その成分は単なるセルロースです。白蟻などのセルロースを分解して栄養分にする生物は別として、そこには生物にとって有用な成分はほとんどありませんし、それ自体には酵素は含まれていませんし、酵素を産みだすバクテリアを養うこともできません。したがって、そこで発酵熱を産みだすには外部から触媒としての酵素を加える必要があります。そのような酵素は主に果物など植物から抽出した液状のものを用います。

一方、米ぬかは、お米のもっとも栄養分の高い部分で、ビタミンやミネラルといった栄養素の宝庫です。米ぬか酵素浴で使用する脱脂ぬかは脱脂の過程でビタミンEなどの脂溶性の成分はかなりの部分が失われているとは言え、それでもその主成分としてのタンパク質や様々のミネラルやビタミンなどの多くが残っています。そのため昔から飼料や肥料として利用されてきました。タンパク質とそのほかの栄養素は当然ながら微生物の餌にもなります。ですので、米ぬかを用いて多種類の微生物を培養することができます。また脱脂ぬかを用いることによって、保存性がよく、油成分の酸化による劣化と腐敗を防ぐこともできます。

発酵によって酵素は消耗しますので、発酵を維持するために、おがくす酵素風呂では植物由来の酵素を定期的に加える必要があります。それに対して米ぬか酵素風呂では、桶全体がいわばバクテリア培養槽となっていて、彼らにとって好ましい環境が維持されるかぎり、永久的に分裂増殖を繰り返して微生物としての種の命が続いていきます。そしてそのバクテリアたちが自らの体内(細胞内)で酵素を合成しますから、寿命で死んだものからは細胞内の酵素が外部(桶の中)に漏れ出しますし、かれらの代謝物(排泄物)には酵素が混じっていますので、桶の中身は、未消化の脱脂ぬかとバクテリアと酵素で充満していることになります。

以上のような床材の違いと、それによる発酵メカニズムの違いは、以下に述べるような結果をもたらします。

1.酵素の量の違い: おがくず酵素風呂では、外部から酵素を加え、加えた酵素は時間の経過とともに消耗減少するのに対し、米ぬか酵素風呂では、そこで常時分裂増殖して莫大な量になった微生物が酵素を産生しているので、桶内部の酵素の量が圧倒的に多い。つまり、体表から吸収できる酵素の量も多いと想像されます。

2.発酵の度合いの違い: 酵素の量が多いため、桶内部の熱の上がり方が違います。
より高い温度まで発酵熱が上昇し、その温度が長時間維持されます。

3.栄養素の違い: 米ぬか酵素風呂では、酵素だけでなく、米ぬかに含まれるそれ以外の有用成分も摂取することができる。

4.清潔さの違い: 米ぬか酵素風呂では浄化槽の原理と同様に、桶の中の微生物が人体からはがれ落ちる垢、角質、体毛などを分解処理しますから、米ぬか酵素風呂の桶の中は常に清浄に維持されます。また、人体に無害な好気性有用菌が支配的になっていて、他の有害嫌気性菌の繁殖は抑制されますので、たとえ何らかの有害菌が混入したとしても、増殖繁茂することができません。これに対し、おがくず酵素風呂では、微生物がほとんど存在しませんから、混入した異物は処理されず、次第に汚れてきますし、その異物を餌として嫌気性菌がはびこる可能性もありますから、床材は定期的に交換する必要があります。(このブログの論文カテゴリーにある「2種類の生物」を参照ください)

5.メンテナンスの違い: 酵素を加えて攪拌するだけのおがくず酵素風呂と違い、米ぬか酵素風呂ではバクテリア(微生物)を培養していますから、かれらが元気で生活できるような環境の保全に神経を使わねばなりません。ですのでメンテンスはむしろ困難になり、ある程度の熟練が必要になります。

米ぬか酵素風呂では酵素を加える必要も、床材を交換する必要もありませんが、微生物を養うために、餌(米ぬか=タンパク質)と水と空気(酸素)を常に十分与えなければなりません。中でも、我々人間をはじめあらゆる好気性の生物にとって、もっとも大切なエネルギー源は酸素です。私たちは断食して何日も食べなくても生きていられます。体内に脂肪を蓄えていますから、いざという時は(野生動物の場合は何日も餌にありつけないことがよくあります)その脂肪を使うことができます。それより重要なのが水で、水がないと、そう長くはいきられません。そして、最も大切なのは空気です。ご存知のとおり、酸素が少し不足しただけで脳が働かなくなり、その結果全身が麻痺してすぐに死に至ります。この点は私たちのご先祖様である好気性のバクテリアも全く同様で、餌の米ぬかと水が十分でも、酸素が少し不足しただけですぐダウンしてしまいますから、注意が肝心です。酸素が欠乏すると、好気性菌は勢力が縮小すると同時に嫌気性菌が勢力範囲を拡大しますので、発酵の代わりに腐敗が起こるようになり、にがいような酸っぱいような独特の腐敗臭が発生するようになり、当然ながら発酵熱も発生しなくなり、酵素風呂として使えなくなるのです。

酸素が欠乏する原因はいくつかありますが、中でも重要と言えるのが、水分量です。
水分が多過ぎると、固まりやすく、空気が混ざりにくくなります。水分が多いと、体感温度は上昇しますので、床材の温度を上げたい時はどうしても水を多めにする傾向になりがちですが、混入空気は減少しますから、熱の維持は実際には困難になります。ただし逆に水不足になり、床材が乾燥し過ぎると微生物の活性は下がりますから、熱も下がります。

このあたりのバランスはかなり微妙ですから、日常的に餌の脱脂ぬかの量、天候、気温、湿度、換気の具合などを考慮しながら加える水の量を微調整しなければなりません。これらのバランスが適切で、発酵がうまく行っているときは、香ばしいよい香りがしますし、ぬかはさらさらでふわっとしており、固まりにくく、粒もできません。どちらかというと乾いた状態の方が、体感温度としては低めになり、びりびりとした刺すような熱さは感じにくく、逆にリラックスしてしっかり温まることができますし、何人入っても暖かさが持続します。この辺りの匙加減については、関与する変動ファクターが多く、一律にデータで示すことはほとんど不可能で、メンテナンス担当者の経験と、色、匂い、手ですくった時の感触などの微妙な違いをキャッチできる感性がもっとも重要になります。単細胞である微生物自体は肉眼では観察できませんが、犬や猫などと同様、生き物ですから、何よりも愛情をもって接することが肝要というわけです。


米ぬか酵素グループHP↓
http://www.komenukakoso.jp

米ぬか酵素風呂が心身にとっても素晴らしい効果があることを実感されている方も多いはずですが、それでは、いったい何故効果があるのかというメカニズムに関してはあやふやな方もいらっしゃるかもしれないと想像しますので、その作用メカニズムについて私なりの考えをお話ししておきたいと思います。

主に次の三つの作用の複合相乗効果によります。

1.遠赤外線温熱効果による血行促進と体温上昇

2.体表からの酵素の吸収による代謝の向上

3.体表からのミネラルとビタミンの吸収による代謝の向上

桶の中には脱脂米ぬか(生ぬかより米油を抽出した残りの固形分)が入っていて、それに水と空気(酸素)を混ぜることで、そこに生息している無数の微生物(好気性バクテリア)が我々人間同様、米ぬかの蛋白質とミネラルを食べ、水を飲み、酸素を呼吸し、元気になり増殖します。  この微生物たちの代謝熱が桶内の米ぬか全体の温度を65−66度あたりまで上昇させます。 この自然発生した熱は、石焼芋の石と同様で遠赤外線ですから体の深部まで到達して体を芯から温めます。 そのためお湯のお風呂と異なり、さめにくいのです。 体温が上がり過ぎると問題が生じますので冷却するため自律神経の働きで発汗し血流を増すために血管が拡張し、脈拍も上がります。 その結果、抹消の毛細血管までくまなく血液が流れます。  血流が増えると酸素と栄養素が潤沢に全身の細胞に供給され、老廃物が排泄されます。

微生物たちは自分の生命活動に必要な数千種類の酵素を単細胞の体の中で作っていますが、多細胞生物に比べて増殖が非常に速い代わりに寿命も短い。 生きている時は代謝物を排泄しますが、それに酵素が含まれるし、死ぬと体内の酵素が環境に(ぬかの中に)漏れ出します。 ですから酵素桶の中は彼らが合成した酵素が常に充満しています。    その中に私たちが裸で入ると、その酵素が皮膚をとおして毛細血管に入り全身の細胞に行き渡るようになり、不足しているところに補充されます。  微生物は私たちの38億年前のご先祖様ですから、彼らが作る酵素も私たちが体内で作る酵素も基本的に同じです。 米ぬかはもともと現代人に不足しがちなミネラルとビタミンを豊富に含んでいますから、それも酵素同様に体表から吸収されます。 温熱作用によって血流がよくなっていますから、酵素も栄養成分も効率よく全身の細胞に供給されるのです。

遠赤外線、酵素、ミネラル・ビタミン。 これらの要素の相乗作用によって代謝が向上し、全身の細胞が活性化し、体温が上がり、免疫力と自然治癒力が飛躍的に向上しますから、心も体も元気になって病的状態のマイナスのスパイラルから解放されるのです。

このように至れり尽くせりの米ぬか酵素風呂に是非定期的にお入りになって、免疫力、自然治癒力を維持していつまでも若々しく美しく健康でいてくださいね。


米ぬか酵素グループ HP

酵素とはそもそも何者でしょうか?  普段意識することはありませんが、実は私たちの命を支えていてくれているとっても大切な物質で、これが無いとあらゆる生命体は生命の維持どころか存在することさえできません。

酵素は炭素、水素、窒素の化合物であるアミノ酸が鎖のように多数結合して組みあがった独特の形態をもったタンパク質で、その作用部位に金属元素を持ち、合成あるいは分解などの過程での特定の化学反応を高速で行わせしめる触媒であり、それを作ることができるのは生命体だけであって、人工的には合成できません。 ですから、最近よく見かける酵素入りの洗剤とか歯磨きなどに使用される酵素は主に大腸菌などに作らせています。

酵素は銅、鉄、亜鉛、マグネシウムといったミネラル(金属元素)がないと作ることができません。 ある種の大腸菌は20分に1回などという非常に速いスピードで分裂増殖を繰り返しますので酵素の大量生産に都合がいいのです。 また、一つの酵素には一つの仕事しかできないので、生命維持に仮に5000種類の化学反応が必要とされるなら、5000種類の酵素が必要になります。

酵素はあらゆる生命体の細胞の内部でDNAの情報によって合成されますが、臓器や組織によっては特定の酵素の生産に特化しているものもあります。 特化していることで、特定の酵素の血中濃度を調べることで特定の臓器に異常が存在することやその程度が推測できますので血液検査での指標や癌マーカーとして利用されています。 体内の何千種類もの酵素たちは細胞の中で、24時間365日フル操業で生命維持に必要なエネルギーと物質とを猛スピードで化学合成したり、不要な物質や毒素を分解消去したりして生命を維持しています。  したがって酵素が十分生産されなかったり、消耗が激しかったりして不足したり、あるいは体温が低下してその活性が落ちたりすると結果的に新陳代謝が減速してエネルギーが不足し、毒素が残留しますから、活力、生命力、体温、免疫力が低下したりして具合が悪くなり、老化が進み、あらゆる病気の引き金となります。

ミネラルは金属元素ですから、体内で生み出すことは出来ず、食物によって取り入れる必要があります。 十分なミネラルが摂取できないと当然酵素が不足します。  また昨今の広い意味での環境汚染は体内の酵素を激しく消耗しますから酵素不足を促進します。 環境汚染は必ずしも地球規模のものとは限りません。 身近な日常に汚染源はあふれています。 最大の問題は汚染された水と空気、そして、農薬、化学肥料、洗剤、シャンプー、殺虫剤、除草剤、あらゆる薬物、タバコの煙、排気ガス、食品添加物などなど挙げればきりがなく、個々の摂取量は微量でもそのすべてが総合的かつ複合的に体内に日々摂りこまれていますから影響は極めて大きいのです

一方食物中に含まれるミネラルが極端に減ってきています。 化学肥料や農薬の濫用によって、野菜に含まれるミネラルは50年前の十分の一以下になっています。 さらに味噌・醤油・マヨネーズなどあらゆる加工食品には塩化ナトリウム99%以上で他のミネラルがほとんど含まれないイオン交換膜法で大量生産した極端に安いJT製の食塩が使われていますし外食産業で調理に使用されるのも当然ながらほとんどがこの安い食塩ということになります。  そうしないと価格競争に勝てないからです。  ですから安易に外食ばかりしたり、簡単に調理できる冷凍食品などの加工食品ばかり使っていると、これもまた慢性的酵素不足の原因になります

酵素を作る材料が足りないのに消耗は増える一方ですから当然ながら現代人はみな慢性的に酵素不足になっていて、気がつかないうちに代謝レベルが低下し、体温が下がり、自律神経が変調し、ホルモンバランスが崩れ、免疫力と自然治癒力が弱まっています。
近年異常に増えてきている、自律神経失調,うつ、アトピー、がん、リウマチ、糖尿病などの慢性病の多くは実はこのあたりに最大の原因の一つがあろうかと想像できますし、免疫力の低下はインフルエンザ、肺炎、結核などの感染症に対する防御も弱めてしまうことが容易に考えられます。

それではどうやって体内酵素の不足を防げばよいかという話になるわけです。
簡単に言えば、消耗を抑え、ミネラルを十分摂取、そして理想的には酵素そのものをふんだんに体に取り込めばよいのです。  消耗を抑えるのに最も大切なことは、食べ過ぎない、飲み過ぎない(少しは飲んだ方がよい)、たばこを吸わない、働き過ぎない、しっかり休養を取る、心をいつもおだやかに保つ、薬はできるだけ飲まない、有害物質に触れない、などライフスタイルと住環境の改善に努めることなどが挙げられます。

ミネラルを摂取するもっとも簡単な方法は、割高でもミネラル豊富な自然塩を使い、味噌や醤油は天然塩の使用が明記されているものを選びます。  インスタントラーメンなどの加工食品は避けるようにします。  酵素を取り込むには果物、野菜や魚など酵素が豊富な食材をできるだけ生で食べるのがよいのですが、残念ながらかなりの酵素は消化管内でアミノ酸に分解されてしまうので酵素の材料は吸収できても酵素そのものはほとんど吸収できません。 その点米ぬか酵素風呂では皮膚の表面全体から直接酵素を吸収できますので最良のやり方と言えるのです。  定期的に入ることで、不足している酵素を補うことができます。

近年では技術の進歩により、様々な酵素の実際の構造や形態が観察できるようになりました。  興味がおありの方は講談社ブルーバックスの「分子レベルでみた体のはたらき」という本をご覧になってください。  付属のCD-ROMで酵素の立体像を観察できます。

がん治療について考えることは非常にたくさんあるのですが、知っておくことがとても大切だと思える極めて単純な事実があるので、簡単に書いておきたいと思います。

それは手術と放射線治療に関してです。 あたりまえですが、手術も放射線治療も、CTなどの検査でそこにがんの病巣が存在することを確認してから行います。 したがって当然事前の検査で確認できない病巣は治療の対象になりません。  それではCT, MRI, エコー、はたまたPETなどを総動員してすべての病巣をすべて発見できるかといえば、答えはノーです。  これらの画像診断で確認できる病巣は最小でも直径5ミリ以上とされています。  それより小さながんはどんなに精密な検査でも発見できません。 そんなに小さいがんなんてとるに足らないから見逃しても心配無用と言えるでしょうか?  ご存じでしょうが、直径1ミリのがんでも、計算上はおよそ100万個のがん細胞の塊です。 そしてどんながんでも、最初は1個のがん細胞から始まるのです。

そのような微細な転移がいくらあっても、発見できなければ転移は無いということになって手術と放射線治療は実行されます。  免疫力が十分機能しておれば、(つまり、癌を制圧するリンパ球の数と活性度が十分であれば)これらの微細転移は抑制され、大抵は大きく増殖せずにやがては消滅する場合が多いのですが、手術と放射線による侵襲的刺激は交感神経を刺激してリンパ球を激減させます。 つまり、がんに対する抵抗力が低下することになり、その結果、それらの微細転移巣に増殖のチャンスを与えます。

原発巣が首尾よく手術で切除あるいは放射線で完全に破壊できれば安心と言えるでしょうか?  がんは全身病ですから実は一か所だけでなく、むしろ何ケ所かで同時多発的に発生し、その転移も必ずあると考えるのが妥当です。 ただ発見する手段がないと考える方が自然でしょう。  そして、それらの治療によって微細転移の増殖のリスクはむしろ高まっていると考えるべきなのです。  実際、3年とか5年、あるいは10年以上経ってから再発、転移などというケースが非常に多いわけですが、そのルーツはすべてここにあるというわけです。

ですから、そのような治療はできるだけ受けないのが理想なのですが、不覚にも受けてしまったあとでは、その治療によって弱体化した免疫力を復活させることに全力でとりくむべきなのです。  その具体的な方法はいろいろあるでしょうが、もっとも大切なことは、体温を高めに維持して免疫細胞が効率的に働ける環境を保つということです。  同時に、体温の低下を招く要因を排除することも当然大切です。  体温を低下させる最大の原因は血行不良です。  血管が収縮すると血液の流れが悪くなります。  血管が収縮する原因は慢性的に交感神経の緊張をもたらす自律神経の失調です。  過労、冷え、不安、心配といった様々なストレスが長期間継続すると慢性的に血行不良となります。  血流が不足すると、細胞に十分な酸素と栄養素が供給されにくくなりますし、老廃物の排泄も滞ります。 これによって全身的に代謝が低下し、体温も低下し、その悪循環のスパイラルが結果的に免疫細胞の活性も奪います。 ですから、免疫力を復活させるためにはその逆のことをすればよいわけです。  体が冷えないようにいつも温かく保ち、仕事はほどほどにして十分休養をとること。  希望をもって心を前向きにし、済んでしまったいやなことはすぐに忘れ去るように心を切り替えたりします。

また代謝の向上には体内酵素の量と活性だけでなく、その量も重要です。 体内酵素は本来細胞の中でアミノ酸とミネラルを原料として合成されていますが、鉄、銅、亜鉛などの鉱物であるミネラルは環境から摂取するしかありません。 摂取可能なミネラルはあらゆる動植物の細胞内に含まれていますから、普通食事をすることで摂ることができます。  ところが昨今の農薬や合成肥料の濫用によって野菜に含まれるミネラルが極端に減少しているばかりか、精製された加工食品からはわざわざミネラルが除去されています。
したがってこのような食品に依存している現代人のほとんどがミネラル不足になり、体内酵素不足に陥っていると考えられます。  また食生活に十分気をつけてミネラルを摂っていても、加齢による代謝低下で酵素を合成する能力そのものが落ちてきます。  さらにストレスによって発生する活性酸素の消去によっても酵素が消耗されます。

それならば酵素そのものを摂取すればよいのではという考えがでてきます。 あらゆる生物は自分で酵素を合成し、その触媒作用で生命を維持していますから、普通に食事することで酵素も体内に入りますが、口から入った酵素がそのまま体細胞に取り込まれるのは極めてわずかでしかありません。  何故なら、酵素はアミノ酸とミネラルが結合した蛋白質だからです。  タンパク質は消化の過程で一旦アミノ酸に分解され、細胞に取り込まれてからDNAの情報にしたがって必要な蛋白質が合成されるようになっています。  つまり食事で摂取できるのは酵素の材料に過ぎず、酵素そのものではないということになります。  このことは、植物から抽出した酵素、あるいは、酵素が豊富とされる健康食品などについても同様です。  無論ゼロということはありませんが、対費用効果は非常に低いのです。  酵素そのものをより効率的に摂取するには、消化器官を経由せずに、直接体表から吸収する方法がよいということになります。  有害化学物質に接触する機会が多いと発癌することからも、あらゆる物質は分子レベルのサイズなら皮膚の表面から体内の細胞に入っていくことは明らかです。

絶対におすすめできないのが、経口、点滴いろいろあるようですが、予防的抗がん剤の投与という毒物投与です。 体内に入った毒物は主に肝臓で解毒されますが、その際に多量の酵素を消耗してしまうからです。 そのような行為は何の効果も無いばかりか逆に免疫力を低下させ、さらなる転移と新たな発がんのリスクを高めるばかりですから絶対にやってはいけないと考えています。

酵素とはそもそも何者でしょうか?  普段意識することはありませんが、実は私たちの命を支えていてくれているとっても大切な物質で、これが無いとあらゆる生命体は生命の維持どころか存在することさえできません。

化学的に説明すれば酸素、炭素、水素、窒素の化合物であるアミノ酸が多数結合して組みあがった独特の形態をもったタンパク質で、その作用部位に金属元素を持ち、合成あるいは分解などの過程での特定の化学反応を高速で行わせしめる触媒であり、それを作ることができるのは生命体だけであって、人工的には合成できません。 ですから、最近よく見かける酵素入りの洗剤とか歯磨きなどに使用される酵素は主に大腸菌などに作らせています。  酵素は銅、鉄、亜鉛、マグネシウムといったミネラル(金属元素)がないと作ることができません。 ある種の大腸菌は20分に1回などという非常に速いスピードで分裂増殖を繰り返しますので酵素の大量生産に都合がいいのです。 また、一つの酵素には一つの仕事しかできないので、生命維持に仮に5000種類の化学反応が必要とされるなら、5000種類の酵素が必要になります。

酵素はあらゆる生命体の細胞の内部でDNAの情報によって合成されますが、臓器や組織によっては特定の酵素の生産に特化しているものもあります。 体内の何千種類もの酵素たちは細胞の中で、24時間365日フル操業で生命維持に必要なエネルギーと物質とを猛スピードで化学合成したり、不要な物質や毒素を分解消去したりして生命を維持しています。  したがって酵素が十分生産されなかったり、消耗が激しかったりして不足したり、あるいは体温が低下してその活性が落ちたりすると結果的に新陳代謝が減速してエネルギーが不足し、毒素が残留しますから、活力、生命力、体温、免疫力が低下したりして具合が悪くなり、老化が進み、あらゆる病気の引き金となります。

ミネラルは金属元素ですから、体内で生み出すことは出来ず、食物によって取り入れる必要があります。 十分なミネラルが摂取できないと当然酵素が不足します。  また昨今の広い意味での環境汚染は体内の酵素を激しく消耗しますから酵素不足を促進します。 環境汚染は必ずしも地球規模のものとは限りません。 身近な日常に汚染源はあふれています。 最大の問題は汚染された水と空気、そして、農薬、化学肥料、洗剤、シャンプー、殺虫剤、除草剤、あらゆる薬物、タバコの煙、排気ガス、食品添加物などなど挙げればきりがなく、個々の摂取量は微量でもそのすべてが総合的かつ複合的に体内に日々摂りこまれていますから影響は極めて大きいのです

一方食物中に含まれるミネラルが極端に減ってきています。 化学肥料や農薬の濫用によって、野菜に含まれるミネラルは50年前の十分の一以下になっています。 さらに味噌・醤油・マヨネーズなどあらゆる加工食品には塩化ナトリウム99%以上で他のミネラルがほとんど含まれないイオン交換膜法で大量生産した極端に安いJT製の食塩が使われていますし外食産業で調理に使用されるのも当然ながらほとんどがこの安い食塩ということになります。  そうしないと価格競争に勝てないからです。  ですから安易に外食ばかりしたり、簡単に調理できる冷凍食品などの加工食品ばかり使っていると、これもまた慢性的酵素不足の原因になります

酵素を作る材料が足りないのに消耗は増える一方ですから当然ながら現代人はみな慢性的に酵素不足になっていて、気がつかないうちに代謝レベルが低下し、体温が下がり、自律神経が変調し、ホルモンバランスが崩れ、免疫力と自然治癒力が弱まっています。
近年異常に増えてきている、自律神経失調,うつ、アトピー、がん、リウマチ、糖尿病などの慢性病の多くは実はこのあたりに最大の原因の一つがあろうかと想像できますし、免疫力の低下はインフルエンザ、肺炎、結核などの感染症に対する防御も弱めてしまうことが容易に考えられます。

それではどうやって体内酵素の不足を防げばよいかという話になるわけです。
簡単に言えば、消耗を抑え、ミネラルを十分摂取、そして理想的には酵素そのものをふんだんに体に取り込めばよいのです。  消耗を抑えるのに最も大切なことは、食べ過ぎない、飲み過ぎない(少しは飲んだ方がよい)、たばこを吸わない、働き過ぎない、しっかり休養を取る、心をいつもおだやかに保つ、薬はできるだけ飲まない、有害物質に触れない、などライフスタイルと住環境の改善に努めることなどが挙げられます。

ミネラルを摂取するもっとも簡単な方法は、割高でもミネラル豊富な自然塩を使い、味噌や醤油は天然塩の使用が明記されているものを選びます。  インスタントラーメンなどの加工食品は避けるようにします。  酵素を取り込むには果物、野菜や魚など酵素が豊富な食材をできるだけ生で食べるのがよいのですが、残念ながらかなりの酵素は胃酸で分解されてしまうので効率がよくありません。  その点、米ぬか酵素風呂では皮膚の表面全体から直接酵素を吸収できますので最良のやり方と言えるのです。  定期的に入ることで、不足している酵素を補うことができます。

近年では技術の進歩により、様々な酵素の実際の構造や形態が観察できるようになりました。  興味がおありの方は講談社ブルーバックスの「分子レベルでみた体のはたらき」という本をご覧になってください。  付属のCD―ROMで酵素の立体像を観察できます。

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