米ぬか酵素のブログ

米ぬか酵素浴を用いた「酵素温熱免疫療法」の紹介とグループ代表の体験談や論説。

2011年11月

やっぱり「病は心から始まる」というのが、当面の最終結論であります。
逆の言い方をするなら、「病は心で治る」とも言えるでしょう。

このブログの過去記事でも何度か書いていますが、発病の流れをまとめると次の図式になります。


ストレス自律神経の撹乱免疫低下→感染→ウイルス、菌による感染症
                   (肺炎、結核、肝炎など)
免疫低下→免疫暴走→自己免疫疾患(アトピー、喘息、リウマチ、膠原病など)
                 
                            免疫低下→癌細胞の排除不能→癌


ストレスというと、あたかも外部から襲ってくる不可避的な脅威のように受け止められがちですが、現代文明がもたらした放射線や有害化学物質などのような避けることが難しい物理的なものは別として、不安、恐れ、心配、嫉み、怒り、憎悪、などなどの心理的ストレスについては、そのすべてが自分自身の内にある心の作用ですから、自分の意思によってかなりの部分を軽減することが可能なはずです。  その心の作用は己の内側に存在する様々な欲、即ち仏教で言うところの「煩悩」によって生み出されていると思われます。 物欲,金欲、愛欲、名誉欲、食欲、性欲などといちいち数え上げたら際限もありません。 これらの欲は二重、三重と複雑に絡み合い、自然増幅することによって結果的に健康を害し、場合によっては経済的な破綻をも招くことになったりするのを誰もが見聞きした経験をお持ちでしょう。

それでは、どうしたらこの心の内側から次々にわき起こってくる様々な欲望に囚われずに済むだろうかと考えるのですが、それについては次回にまわしたいと思います。

米ぬか酵素風呂が心身にとっても素晴らしい効果があることを実感されている方も多いはずですが、それでは、いったい何故効果があるのかというメカニズムに関してはあやふやな方もいらっしゃるかもしれないと想像しますので、その作用メカニズムについて私なりの考えをお話ししておきたいと思います。

主に次の三つの作用の複合相乗効果によります。

1.遠赤外線温熱効果による血行促進と体温上昇

2.体表からの酵素の吸収による代謝の向上

3.体表からのミネラルとビタミンの吸収による代謝の向上

桶の中には脱脂米ぬか(生ぬかより米油を抽出した残りの固形分)が入っていて、それに水と空気(酸素)を混ぜることで、そこに生息している無数の微生物(好気性バクテリア)が我々人間同様、米ぬかの蛋白質とミネラルを食べ、水を飲み、酸素を呼吸し、元気になり増殖します。  この微生物たちの代謝熱が桶内の米ぬか全体の温度を65−66度あたりまで上昇させます。 この自然発生した熱は、石焼芋の石と同様で遠赤外線ですから体の深部まで到達して体を芯から温めます。 そのためお湯のお風呂と異なり、さめにくいのです。 体温が上がり過ぎると問題が生じますので冷却するため自律神経の働きで発汗し血流を増すために血管が拡張し、脈拍も上がります。 その結果、抹消の毛細血管までくまなく血液が流れます。  血流が増えると酸素と栄養素が潤沢に全身の細胞に供給され、老廃物が排泄されます。

微生物たちは自分の生命活動に必要な数千種類の酵素を単細胞の体の中で作っていますが、多細胞生物に比べて増殖が非常に速い代わりに寿命も短い。 生きている時は代謝物を排泄しますが、それに酵素が含まれるし、死ぬと体内の酵素が環境に(ぬかの中に)漏れ出します。 ですから酵素桶の中は彼らが合成した酵素が常に充満しています。    その中に私たちが裸で入ると、その酵素が皮膚をとおして毛細血管に入り全身の細胞に行き渡るようになり、不足しているところに補充されます。  微生物は私たちの38億年前のご先祖様ですから、彼らが作る酵素も私たちが体内で作る酵素も基本的に同じです。 米ぬかはもともと現代人に不足しがちなミネラルとビタミンを豊富に含んでいますから、それも酵素同様に体表から吸収されます。 温熱作用によって血流がよくなっていますから、酵素も栄養成分も効率よく全身の細胞に供給されるのです。

遠赤外線、酵素、ミネラル・ビタミン。 これらの要素の相乗作用によって代謝が向上し、全身の細胞が活性化し、体温が上がり、免疫力と自然治癒力が飛躍的に向上しますから、心も体も元気になって病的状態のマイナスのスパイラルから解放されるのです。

このように至れり尽くせりの米ぬか酵素風呂に是非定期的にお入りになって、免疫力、自然治癒力を維持していつまでも若々しく美しく健康でいてくださいね。


米ぬか酵素グループ HP

個人であろうと企業であろうと、あるいは他のいかなる団体や組織であろうと、何か新しいプロジェクトを立ち上げて推進しようとする際には、その成否を決定するもっとも重要な要因は戦略的思考の存在の有無であるということを徹底的に認識する必要があります。 何故なら、それが欠如していると、効率が悪く、金と労力と時間の無駄が多くなり、目標の達成が困難になるからです。 つまりすべては「戦略の設計」にかかっているといって差し支えありますまい。

先ず第一に戦略とは何かということを理解する必要があります。 一口で言えば、それは、ある特定の目的を実現するための最も効率的な計画の総体であるといえます。 個人であれば、最大の目的は「幸福」でしょうし、企業であれば「利益」や「企業理念の実現」でしょうし、政党であれば「政策の実現」などが目的となるでしょう。 例えば身近な話として個人に関しては、最大の目的である「幸福」を実現するためには三つの大戦略、つまり健康戦略、経済戦略、愛情戦略が必要でしょう。 この三つのうち、どれが欠けても目的は達成されない。 逆にそれらの全ての戦略が着実に実行されれば、幸福の実現に着実に近づいていくことができます。

戦略的思考がどのようなものであるかをより簡単に理解するには、一本の樹木をイメージするとよいのです。 樹木は大地から生えていて、そこに根を張り、一本の幹があり、幹からは何本もの大枝が出ていて、大枝からは小枝が出ていて、そこには葉が茂っています。  上には空があり、幹は空の高みを目指してぐんぐんと伸びていきます。 個人の場合をあてはめて考えてみます。 大空の高みは究極的幸福、大地は自分の住む町や国や社会あるいは家族、学校、友人たちにたとえられます。 幹は精神的肉体的な自己の総体であり、三本の大枝は健康、経済、愛情であり、それぞれの大枝からは、何本もの小枝が伸びています。 たとえば健康の大枝からは、食生活、運動、休息などの小枝が生えています。  食生活の小枝には、玄米食とか菜食とか自然食材とか青汁とかの葉っぱが、運動の小枝には体操とか散歩とか水泳とかいった葉っぱです。

ここで気がつくべきことが二つあります。 ひとつは、戦略と戦術の違いと、それを分けて考えることの重要性、そしてもう一つは、戦略も戦術も多数存在しうるということです。 個人の場合、幸福追求のための最大の戦略は当たり前ですが幹である自分自身で、三つの大枝はそのための三つの戦術です。今度は大枝のそれぞれを戦略とすると、小枝は戦術となり、それぞれの小枝を戦略ととらえると、一枚一枚の葉っぱはひとつひとつの戦術です。 つまり視点を変えることによって戦略は戦術となり戦術は戦略となる。 戦術とは戦略遂行のための手段と言い換えることもできます。 あるひとつの戦略遂行には複数の手段が考えられる。 それらは戦術であり、ここの戦術の遂行に必要とされる手段はさらなる戦術となるから、さっきの戦術は戦略となります。 つまり、階層構造が存在するわけです。  生命体にも同様の階層構造が存在します。 人体を支えるには骨や筋肉や内臓などのシステムが必要で、それぞれのシステムには組織が必要、組織は細胞が支え、細胞はさらに細胞内小器官が支えるといった具合ですが、それらがばらばらに動いているわけではない。  神経系、内分泌系による情報伝達によってすべてが寸分の狂いもなく統合的にコントロールされていて全体としてまとまりのある活動が維持されているわけです。

次に個人ではなくて企業にあてはめて同様に考えてみます。 企業の目的は表向きには「自社の製品やサービスによって社会に貢献する」とかいった高邁なる企業理念の実現でありましょうが、今日の資本主義社会にあっては、実際には「利潤の追求」に他ならないわけです。  利潤を増大させるには売上げを増やし、コストを減らせばよいわけで、企業は常にこの二つのことに全力を注ぐことになります。 つまりここが事業展開の中心戦略であり、大きな意味でのマーケティング戦略とも言えましょう。 幹としてのマーケティング戦略を支える大枝は、営業・販売、企画、研究開発、人事、財務・経理、総務などの部門として、おのおのが最良の戦略と戦術を立案・計画し、実行することになりますが、これら全体を統括するのが社長以下取締役会から発せられる経営方針であって、それによって全社が一丸となって前進することになります。 個人の場合と違って、企業では様々な信条や性格や能力を有する大勢の社員が共同作業を行いますから、情報の明確化と迅速な情報伝達が大変重要になってきます。 そのため、近年ではすべての情報は明確に文書化され、生命体における神経の電気パルスよろしくデジタルな情報として電子メールによって組織の上下、左右、いずれの方向にも瞬時に伝達され、また、24時間365日、返答、記録、閲覧できる仕組みになっているのはご存知のとおりです。  

私たちは得てして特定の戦略や戦術に固執するあまり全体を見失う傾向があり、枝葉末節の議論に終始したり、計画性の無い行き当たりばったりの方策を打ち出したりすることが多いものです。  これは無意味な時間と労力の浪費につながります。
戦略の総体のなかでのその戦略あるいは戦術が一体どのロケーションに置かれるべきであるかという位置決めが実は非常に重要なのです。 どの戦略も戦術も、それ単独では本来の威力を発揮できません。  並行し、同時進行する戦略・戦術と相互に補完し合う、あるいは、相乗効果を発揮させることによってこそより強力な力を生み出すのです。 つまり、1+1=3以上を狙うのです。  これを検討するには階層的システムフローチャートを作成します。  目的達成のための具体的戦略と戦略実現のための具体的戦術については、それぞれのプロジェクトチーム内でブレーンストーミングの手法を用いアイデアを出し尽くし、そこから取捨選択し決定していきます。  この作業の繰り返しによって、その組織にとっての最善の総合戦略を構築することが可能になります。  経営環境は日々刻々変化しますから、定期的に修正を加える必要があるのは言うまでもありません。

このページのトップヘ