名古屋に滞在中、かねてから一度行ってみたいと思っていた熱田神宮に詣でてきました。P2040099

織田信長が桶狭間での合戦の直前にここで戦勝祈願したという有名な話があり、信長大ファンの私としては、今回その場所に自分の足で立ってみると何故か心が躍りました。

参道入り口の大鳥居真正面の駐車場にハイエースを停め、カメラ片手に参道を進み、左の大きな手水屋で口と手を浄め、さらにしばらく歩くと、正面の広場の向こうに立派な拝殿がそびえています。その先には本殿が垣間見えます。お参りの後、右手の社務所に立ち寄り、お土産の破魔矢とお札を買い、宝物館を覗いてみました。展示室は撮影禁止ですので残念ながら写真は撮れませんでしたが、たまたま武具の特集展示をしていて、鎧兜、刀剣、弓矢など、興味深いものがありました。特に、鎌倉時代から室町時代に至る頃の日本刀はその本来の用途とは裏腹に本当に美しく、観ていて飽きません。日本の美の究極のひとつと言えましょう。

丁度お昼過ぎになってお腹も空いてきたので、境内にある茶店風?のうどん屋さんで「宮きしめん」というのを食べてみたら、麺がもちもちしていて、汁も鰹節のだしがよく効いていて、とってもおいしかったです。そのあと、時間があれば名古屋城にも行ってみたかったのですが、あいにく小雨がぱらついてきたので、それは次回のお楽しみということにして早々に引き上げることにしました。

ここへ来て初めて知ったのですが、ここには日本武尊が祀られています。その昔、東国に遠征に向かう際、伊勢神宮で賜った神剣(その昔天照大神の弟である大国主命が八岐大蛇を退治した折その尻尾から取り出したとされ、草薙ぎの剣として三種の神器のひとつになっている)を携えて静岡に向かい、現在の焼津のあたりの草原で狩の最中に敵に火をつけられ、この剣で草を薙ぎ、難を逃れたという逸話があり、それが焼津、そして草薙の地名の起源になったのだそうで、自宅から20分の焼津神社もやはり日本武尊を祀っています。つまり、この尾張の地そして伊勢神宮は古代から私の地元である静岡と縁があったのだということを知ることができ、なんだか嬉しくなりました。ちなみに実家が島根と鳥取の県境に在った私の父は生前、酔うとよく「俺は八岐大蛇の子孫であるぞよ」などと口走っていたのを覚えています。


境内案内板 境内はとても広いんです。P2040102


手水舎 ここで身を浄めてから拝殿に向かいます。P2040103


参道脇に並べられた歴史解説板・・・とても勉強になります。是非写真をクリックして拡大して読んでください。P2040104
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信長が戦勝のお礼として寄進した土塀P2040106


とても立派な社務所P2040107


拝殿P2040110


本殿P2040111


宝物館P2040112


宝物館の庭でお会いしたご立派な鶏さま・・・
カメラを向けるとちゃんとポーズをとってくださいましたP2040114


とてもおいしいきしめんやさんP2040115
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さよなら、また来ますからね・・・それまでご加護を!P2040117




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